フィリピントンドのゴミ捨て場のスラム「スモーキーマウンテン

劣悪な環境下でもその笑顔をキラキラと輝かせて全力で生きている子供たち

フィリピンのゴミ捨て場に住む子供たちは、泥沼の水面に美しい華を咲かせるロータス(蓮)のように、不衛生で劣悪な環境下でも懸命に生きて、とびきりの笑顔を見せてくれます。
「この笑顔を絶やしてはいけない。」 その思いを原点にロータスチルドレンはスモーキーマウンテンのスラムに住む人々への支援活動を行っております。

スモーキーマウンテンとは スモーキーマウンテンとは スモーキーマウンテンとは

このスモーキーマウンテンというのは、かつてのマニラ中のゴミの最終処分地で、山のように積もったゴミからメタンガスが発生し、頻繁に自然発火することから名付けられました。
当時このスモーキーマウンテンの周りには職に就けない最貧困のスカベンジャーと呼ばれるがゴミの中から鉄や非鉄、プラスティックなどの資源を拾って換金して暮らしていました。

しかし、世界中からスモーキーマウンテンは「貧困の象徴」と揶揄されるようになり、1995年、時のラモス大統領がフィリピン国家の恥だとしてこのスモーキーマウンテンを閉鎖し、スラムを強制撤去しました。
スラムを強制撤去させた政府は、スモーキーマウンテンの隣に家賃無料の永住団地を建設し、スカベンジャー達に住居を提供しました。

ここに住む80%の人々は、住居を与えられても雇用がないマニラでは生活ができず、結局現在もすぐ近くに場所を移したアロマゴミ捨て場でゴミを拾って生活しています。

スモーキーマウンテンとは
スモーキーマウンテンとは
スモーキーマウンテンとは
スモーキーマウンテンとは

ロータスチルドレンマンスリースポンサーの方々(敬称略・順不同)

© Copyright 2024 NPO法人ロータスチルドレン. All rights reserved.